23時の雑記帳

清水宏、エルンスト・ルビッチ、深川栄洋、ビリー・ワイルダー、高峰秀子、シドニー・ルメット、渥美清、小池一夫、東野圭吾、サイバーフォーミュラ、五所平之助、エースをねらえ!小津安二郎 etc

カテゴリ:本タイトル - あ行

どうかまたスキー小説じゃありませんように、 と念じながら、おそるおそるページをめくる。 ほっ、どうやら第一関門突破。 となると、さすが東野圭吾、読みやすいことこの上ない。 魅力的なナゾの提示もあり、スイスイと進んでいく。 引きつけるだけ引きつけておいて、いよ ...

vol.18 「あこがれのウインブルドンへ!の巻」 今日、6月17日は作者の山本鈴美香の誕生日。 こんなめでたい日に「エースをねらえ!」最終巻のレビューを書くことができて光栄である。 宗方仁コーチの死をもって、いちど完全に終わらせた物語を再始動させるのは、並大抵のこ ...

vol.17 「国際試合で初優勝!の巻」 岡ひろみ強化計画はますますハードになっていく。 ひろみを案じる神谷祐介は、彼氏の藤堂貴之に直談判。 が、格の違いで軽くいなされる。 その神谷が、ヘトヘトのひろみに勝てない。 千葉がリプレイを見せながら丁寧に解説する。 …こういうシーンは今まであまりなかったものだ。 ひろみが他の選手より優れている部分はどこなのか。 ここに来て、キッチリした論理でもって説明されるようになり、説得力が格段に増した。 試合のシーンでも、解説者が技術的に踏み込んだ発言をするようになってきている。 千葉の解説は技術論だけにとどまらない。 もうひとつは 君にはまだ 美しさの意味がわかってないこと 『テニスとバレエのちがいは 前もって 振りつけがしてあるかないかだ』 といわれるんだが 知ってるかい? 美の極致であるバレエのポーズと テニスのフォームとは 同じだっていうんだ では 美とはなにか? 『それはある種の衝撃だ』 という 見る者がぼう然とする あるいは度肝をぬかれる そういう非凡な要素がないと 人は美しさを感じない 美しいだろう? 岡さんのフォーム だったら 本来ならその美しさに対して君は 首がへし折れるほどのショックを受けなきゃいけない! ...

vol.16「胸をはって王道を進め!の巻」 “西高テニス部、弱体化"の記事が新聞に載る。 浮き足立つ部員に声をかけてやってくれないか、 そう太田コーチから頼まれた桂太悟は、 高2の夏に同い年の宗方仁とともに、限界領域児童のキャンプを訪問した話をはじめる。 (「限界領域児童」とは、以下のような児童のことを指す) 重度の肢体不自由におかされ 今年生きているのが限界の子供たち 来年は生きていないだろう子供たちのこと 宗方仁は、車イスの少年さとると知り合う。 さとるの頭には傷があった。 どうしたのかと尋ねると、訓練で転んだのだという…。 (宗方仁)「痛かったろう こんなになったんじゃ」 (さとる)「ウ…ン 車イスがひっくり返って よく頭うつの 死んだみたいに痛くて 頭われたかと思うんだ… それで もしかして こんなに強く打ったから ショックで こんどこそ病気が治ってるかな? なんて いつも思うの」 ...

vol.15 「力のかぎり打て!!の巻」 世界女子プロトーナメント。 岡ひろみを一回戦で下したキング夫人が決勝へ。 次の女王の呼び声高いクリス・エバートを倒し優勝。存在感を示した。 さあ、次はいよいよダブルス。 岡ひろみ=ジャッキー・ビント組のデビュー戦である。 初戦の相手はクリス・エバート=ジュリー・ヘルドマン組。 その頃、ひろみの恋人、藤堂貴之は尾崎、千葉らとともに、未来の日本テニス界の繁栄を期すべく東奔西走していた。 愛する女性を見守りたい気持ちをおさえ、コート増設のための土地借り上げ、造成などの裏方作業に身を捧げる藤堂の姿勢は、男としてかくあるべき。見習いたいものだ。 ...

vol.14 「キング夫人と対戦!!の巻」 世界のトッププロを招待したトーナメント。 岡ひろみの一回戦の相手は、なんとキング夫人。 気後れするひろみにレイノルズ・コーチがハッパをかける。 彼女のきずいた戦績は あまりにまばゆい だが ひろみ きみは ちょうど1年前 あのキ ...

vol.13 「日本縦断!トーナメントの巻」 日本庭球協会が大きく動き出す。 岡ひろみら主力選手が寸暇を惜しんで全国行脚しての啓蒙活動、 コーチの早期育成、コートの整備と積極的な借り上げによるコート数10倍増計画など、実に心おどる計画の数々である。 世界を駆け巡るプロ・テニス選手ジャッキー・ビントが日本にやってきた。 「バン!」と、オープンカーのドアを閉めるジャッキーがめちゃめちゃかっこいい。 乗りに乗ってるプロのオーラをあたりにまき散らす。 彼女はひろみをダブルスパートナーに選んだこともあり、一日も早いひろみの復調を願っている。 わざわざそのためだけに来日してくれたのだった。 ...

vol.12 「たえよ!この悲しみに…の巻」 アメリカで行なわれている招待試合。 岡ひろみは決勝で敗れるものの、多くの祝福と賞賛を受ける。 一刻も早く帰国して、宗方仁コーチに報告したい…。 彼がすでに故人であることを知らないひろみは胸を躍らせて帰途につく。 この悲しい知らせを本人に知らせる役目は、両親がことづかった。 宗方コーチが死の間際までつけていた日記をさりげなく渡すひろみパパである。 「岡 エースをねらえ!」 と最後に書かれた文章の先は、めくってもめくっても白紙が続くのみ。 …生ける屍と化したひろみ。 誰も声をかけることさえできない。 遠くオーストラリアの地でひろみを案じるレイノルズ・コーチは、息子のエディを日本に送る。 この厚意に対して、藤堂貴之は深く感動する。 ...

vol.11 「栄光への旅だちの巻」 生前、宗方仁は親友の桂太悟と約束をしていた。 「自分の死後、岡のことを頼む」と。 桂と宗方は将来を嘱望されるテニスプレイヤーだったが、宗方は病気発症により引退。 彼の体調異変に気づけなかったことに責任を感じた桂も、後を追うように引退し、住職となった。 宗方が亡くなった今、約束を果たすべく、桂はテニス界に戻ってくるのだった。 宗方死す、のニュースには報道管制が敷かれる。 渡米中の岡ひろみに動揺を与えないようにとの配慮である。 その岡ひろみは絶好調。 以前、ストレート負けしたマリア・ヤングに勝利する。 次の相手はアンジー・レイノルズ。 ひろみの心境はちょっと複雑。 なぜならひろみの新コーチ、レイノルズは、アンジーの父親なのだ。 彼は娘ではなく、ひろみのほうに将来性を感じたようだ。 ...

vol.10 「栄光への旅だちの巻」 世界の高校生トッププレイヤーが集う大会。 日本代表の宝力冴子、英玲(はなぶされい)は大観衆に臆し、惨敗する。 残る希望は岡ひろみただ一人。 藤堂貴之が心を鬼にしてボディショットを打ち続けるが、ひろみは倒れたまま動かなくなってしまう。 このまま体がバラバラになればいい そして あすの試合に でられなくなればいい そんなひろみに宗方仁コーチの檄が飛ぶ。 「おまえのテニスに対する愛情は そのていどのものか テニスに対する愛情よりも 観客に対する恐怖のほうが強いのか! たて! そこをどこだと思ってる! 観客がいようといまいと そこはコートだ!! ...

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