23時の雑記帳

清水宏、エルンスト・ルビッチ、深川栄洋、ビリー・ワイルダー、高峰秀子、シドニー・ルメット、渥美清、小池一夫、東野圭吾、サイバーフォーミュラ、五所平之助、エースをねらえ!小津安二郎 etc

カテゴリ:本作家別 - や行

コミックスを買った時は、とにかく早く読みたくて、表紙をろくに見ないでページを開いてしまう。 もったいないことをしていたものだ。 今回、画集が出たのをよい機会と、あらためて山岸凉子先生の絵をじっくりと見てみる。 美しい、の一言に尽きる。 才能のある人はいいなあ ...

手塚治虫がマンガ界の「神様」、萩尾望都がマンガ界の「母」ならば、山岸凉子はマンガ界の「巫女」だろうか。 伝説の人物・聖徳太子という、あえて難儀なテーマに取り組んだのは、現代にいっそう知らしめることで、太子の積年の恨みを解き放ち、鎮めるためではなかったかとさ ...

ご自身の半生記がそのまま日本のアニメ界の歴史絵巻になるという重鎮・雪室俊一氏。 齢七十を超えた現在も『サザエさん』の脚本などで健筆をふるっておられる。 本書は、2001〜2003年にWEB上で発表したコラム、 WEBアニメスタイル COLUMNを加筆・改稿、さらに新しい書き下ろし ...

正岡子規が文語体を駆逐した、と山本夏彦は断じている。 おそらく正しいのだろう。 だが子規がやらなかったとしても、口語体の席巻は時間の問題だったと思う。 そして今やそれどころじゃない事態に…… 歴史的仮名遣い ↓ 現代仮名遣い ↓ 縦書きから横書きへ ↓ 手書きから ...

「書く技術」を求めて本書を読んだら、当てが外れるかも知れない。 「技術」よりもむしろ「精神」とか、あるべき「資質」や「心構え」について重点が置かれているように思う。 そもそも小説を一本書くのに、400冊の資料を読む人間がどれだけいるのか。 お手本にさせていただくには、あまりにもハードルが高すぎるお方だ。 全盛期には(もちろん仕事の質ではなくて量のことです)、書いて書いて書きまくり、ついに駅のホームで動けなくなり、救急車を呼ばれたそうな。 そのことを「人間としての限界まで頑張り切れた」と喜んでおられるふうなのには、もはや驚きを通り越して笑ってしまう。 ...

総勢30人の芸人・俳優が取りあげられている。 中には緒形拳、勝新太郎などの名も。 230ページほどの本だが、中身は濃い。 著者がつちかってきた交友がものをいっている。 初めて知る話が沢山あった。 ・ビートたけしの「〜だっての」という口癖は、前田隣という芸人のが移ったものだった。 ・桂あやめは、連続殺人犯に殺されかけたことがある。 ・「笑点」の大喜利ネタは構成作家が書いている。 ・玉置宏が席亭を務めていたNHK「ラジオ名人寄席」が突然放送終了した理由は、元TBSディレクターの糾弾によるものだった。 etc... 演芸通の方にとっては、「何を今さら」だろうけれど、私には驚きの話だった。 ...

松竹関係者へのインタビュー集。 1995年発行の本なので、鬼籍に入られた方も何人か。 とにかく顔ぶれがすごい。 目次順に有名どころを挙げていくと、 篠田正浩 山田洋次 岸恵子 笠智衆 橋田壽賀子 大庭秀雄 加賀まりこ 池田浩郎 谷よしの 西河克己 津川雅彦 武満徹 大島渚 ...

松本清張の朝日新聞社時代は自伝「半生の記」で知ることができる。 が、同僚から見た清張像が描かれている 「朝日新聞社時代の松本清張 - 学歴の壁を破った根性の人」 (1977年発行)もまた興味深い。 当時の朝日新聞社は身分制度があり、社員と雇員では扱いが露骨に違ってい ...

ネットで散見されるのが 「7回読んだけど、全然覚えられない」 という声。 もっともな意見だと思う。 たとえば百人一首の句を7回読んだだけで 全部覚えられたら苦労はしないわけで。 山口さんだって最初から出来たわけではないと思う。 小学生の頃から、図書館で上限の冊数 ...

東京大学法学部を首席で卒業するような人って、生まれついての天才なのだろうと思っていた。 見たもの、聞いたものは一度で記憶できるような、いわば神様に祝福された才能を授かった人なのだろうと。 (作家の司馬遼太郎氏がそのような異能の持ち主だったそうだ。井上ひさし ...

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