『ロミオの青い空』第04話「似顔絵の少年」Aパート感想。

あらすじ。。。
ロミオ(折笠愛)は、煙突掃除夫になるため、ミラノに向かう。
ところが山道の途中で、死神ルイニ(小村哲生)に馬車から降ろされてしまう。
途方に暮れるロミオだった。。。

(以下、脚本集より引用)
ぽつんと一人残されてしまったのだ。途方に暮れるロミオ。
仕方なく弁当の包みを拾おうとしたら──包みがなぜか、向こうに動く。
ロミオ、「?」となって目をしばたたくと、今度はぴょんぴょんと跳ねる。
目を丸くし、そーっと顔を近づけると──包みのなかから、ピッコロの顔が飛び出した。尻餅をつくロミオ。
(引用終わり)

何と、ピッコロが一緒に来てくれた!
まあ、放送ではエンディング・テーマの間中、
ピッコロが踊っているので、ロミオとずっといることになるんだろうと察しはついていたけれど、それでも嬉しい。

ピッコロはオコジョだが、ペットというのは
どれだけ人の心を明るくさせてくれるか分からない。

“包みがなぜか、向こうに動く”
というコミカルな脚本が、放映では少し変更されている。

それから、脚本集では
“ルイニ、ロミオが忘れた弁当の包みを無造作に道端に放り、〜”
と、乱暴だったルイニが、本番(?)では、
ちゃんとロミオの胸めがけて放ってくれる。
ちょっと優しいルイニである。

弁当を分け合って食べ、元気になったロミオたちは、小さな町に入っていく。
そこでいきなり災難が。
リンゴ泥棒と間違えられたのだ。

窮地に陥るロミオ。
その時、野次馬の中から聡明そうな少年が進み出て、目の覚めるような論理で、ロミオの無実を証明してくれた。

この少年こそ、『ロミオの青い空』のもう一人の主役、アルフレド(藤田淑子)だ。

リンゴ騒動をきっかけにふたりの少年は仲良く……なるかと思ったら、そうでもない。

アルフレドが、どうもそっけない。
ロミオに対してどうこうというのではなく、誰とも関わり合いになりたくないという感じだ。

だが、ロミオとしては、なんとしても感謝の意を表わさねば気が済まない。ロミオのしつこくもカラッと明るいアプローチに根負けして、少しずつ心を開いていくアルフレド。

道のところどころに“尋ね人”のビラが貼られている。
そこには貴族の格好をしたアルフレドと、彼に守られるように座っている少女の肖像が描かれてあった。
(貼り紙にはアルフレドと少女の名が書かれているが、脚本集では伏せられているので、そちらに準拠します……)

今のアルフレドの身なりは、別人のようにみすぼらしい。
ナゾの多い少年である。

そしてなんとアルフレドもロミオと同じく、煙突掃除夫になるために
ミラノに向かっているという。

不思議な縁を感じながら、ふたりは道行きを共にしていく──。
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第04話「似顔絵の少年」(1995/02/05)

絵コンテ: 楠葉宏三
演出: 宮下新平
作画監督: 大城勝 佐藤好春
脚本 島田満

ロミオ: 折笠愛
アルフレド: 藤田淑子
ルイニ: 小村哲生

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