2016年8月現在、絶賛放映中のラジオ番組のテキストである。
ナビゲーターは佐藤忠男。
日本映画大学学長で映画評論家としても名高い。
私はこの人のお陰で日本映画を好きになれた。

今回のシリーズで取り上げられている映画監督は13人。
うちわけは、

ヨーロッパから4人。
(トリュフォー、ゴダール、ワイダ、アントニオーニ)

アメリカから5人。
(ワイズ、コッポラ、スピルバーグ、アレン、イーストウッド)

アジア(日本を除く)から4人。
(張芸謀、侯孝賢、李滄東、マフマルバフ)

この人選からしてバランス感覚の良さと、博学ぶりが伝わってくるではないか。
佐藤氏の評論は総じて優しい。そして明るい。
なので佐藤氏が薦める映画はとても面白く感じられる。

もし佐藤氏の解説を読まずにその映画を観ていたら、恐らく途中で投げ出していたと思えるものが何本もある。
それは私が面白さに気づけないほど、バカで、鈍感で、愚鈍であるからなのだが。

このような企画がなかったら、アメリカはともかく、ヨーロッパやアジアの映画は観ようとも思わないだろう。
さらにナビゲーターが佐藤氏じゃなかったら、聴きさえしなかったかも知れない。

これでNHKが、今回の講座で名の上がった映画をすべて放映…みたいな連動企画を立ち上げてくれていたら言うことなしだったんだが。(笑)

佐藤氏がオススメするのだから、これまで敬遠していたゴダールやウディ・アレンの映画を観てみようと思う。
佐藤忠男先生、ありがとうございます。


こころをよむ 映画監督が描いた現代〜世界の巨匠13人の闘い - NHK
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日本映画大学佐藤忠男学長がNHKラジオ第2『こころをよむ』「映画監督が描いた現代〜世界の巨匠13人の闘い」に講師として出演 -- 7月3日〜9月25日まで全13回|日本映画大学


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