本日、2月11日は名優・志村喬の命日。
出演した映画の本数が何と433本!(ウィキペディアより)
本当は『七人の侍』あたりを観賞したかったのだが、手元に『日本のいちばん長い日』しか見当たらなかったので、これにした。

内容は、1945年8月15日の天皇陛下による玉音放送をどうにか阻止しようとする一部の陸軍を中心とした話。
ただ目をひんむいて怒鳴り合っているだけの印象しかなく、あまりお薦めできる作品ではない。

それにしても陸軍の少佐クラスでも広島・長崎に原爆が落とされたことを知らされていなかったのだろうか。
もし知っていたなら、次には福岡、大阪、京都、東京などにも落とされる可能性に思い至らなかったのか。

どう見ても勝ち目のない戦争だったとされている現在からみると、なぜ戦争を継続しようとしたのか理解に苦しむ部分はある。
映画自体が陸軍を全否定した描き方をしているので尚更その感が強い。

これは勝手な想像だが、気分は死地に赴く赤穂浪士、あるいは新撰組のような心境だったのかも知れない。
あるいはビルマや沖縄で死んでいった多くの仲間たちに、このままでは申し訳が立たないと思っていたか。

俳優陣はこの上なく豪華。
三船敏郎(阿南陸軍大臣役)と、
笠智衆(鈴木貫太郎首相役)が特に良い。

志村喬は下村情報局総裁役で出演。
渋く決めている。

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日本のいちばん長い日 [東宝DVD名作セレクション]
by カエレバ


監督 岡本喜八
脚本 橋本忍
原作 大宅壮一 / 半藤一利

出演
宮口精二
笠智衆
三船敏郎
志村喬
松本幸四郎
加山雄三
加藤大介
山村聡