映画化が決定したこともあり、手にとってみた。

「ヒジリの〜」ではなくて「聖(さとし)の青春」と読むんですね。

著者は元将棋雑誌編集長の大崎善生。
主役の村山聖をむりやり「良い人」に描かなかったところに好感を持った。

師匠の森信雄とのやりとりが、どことなくユーモラスで面白い。
事あるごとに「冴えんなあ」とぼやく森。
しっかりキャラ付けがされてある。

村山聖が、ライバルであり憧れの存在、羽生善治を食事に誘うシーンが抜群に味が良い。
羽生という強敵があってこそ、村山聖の棋譜も燦然と光り輝くというものだ。

巻末に棋譜が載っているので、今度並べてみよう。

在りし日の村山聖の姿は、今でも師匠・森信雄のブログでお目にかかることができる。

森信雄の日々あれこれ日記:So-netブログ

映画の成功を陰ながら祈る。

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