今日、5月15日は映画監督ジョン・グレンの83回目の誕生日ということで、
『007 ユア・アイズ・オンリー』を鑑賞した。

ジェームズ・ボンド役を務めるのはロジャー・ムーア。
50歳を3つ4つすぎたイギリスの秘密情報部員ということになるわけだが…
いやあ、動く、動く!
アクションはスタントマンがやっているのだろうが、とにかく行動しまくる。
屋内にいることがほとんど無いという印象さえ受ける。

山へ登り、ヘリで飛び、ボートに引っ張り回され、スキージャンプもこなし、車をひっくり返し、アイスホッケー選手にタックルされまくり、もう大変である。

ストーリーはご存じの通り(?)ご都合主義のところはあるものの、
ボンド映画においては、地球はボンドのために回っているのだからしょうがないのだ。

あらすじ(ネタバレあります!)

イギリスのスパイ船が、機雷を拾ってしまい爆破、沈没した。
船にはATAC(エイタック)という大変な代物が積んである。
これを持つ国が世界を制することができるというとてつもない装置である。
今回のお話は、ATACの争奪戦というわけだ。

イギリス情報部からATACの回収を依頼されたハブロック(ジャック・ヘドレイ)は何者かに射殺されてしまう。

復讐を誓う娘のメリナ(キャロル・ブーケ)。
言うまでもなく彼女が今回のボンド・ガールだ。

メリナが殺し屋の顔を覚えていたので、そのセンからボンドは敵のアジトへ潜入…が、あっけなく捕まる。

ボンドの危機を救ったのはメリナだった。
彼女はボウガンの名手でもある。

殺し屋を雇ったのはロック(マイケル・ゴダード)という男だと分かる。

ボンドは、彼が潜むイタリアのスキー・リゾート地へ飛ぶ。
そこでボンドは、情報通の大富豪クリスタトスを紹介される。

クリスタトス(ジュリアン・グローバー)によると、暗殺の黒幕はコロンボ(ハイアム・トポル)という密輸業者だという。

スキー場ではバイアスロン競技が行なわれている。
いきなりボンドに襲いかかる選手と2台のバイク。

ボンド、必死の逃走。
スキージャンプ、さらにはボブスレー競技に乱入!

ここは何度見ても手に汗握る。
スキーでボブスレーのコースを滑るのもすごいが、その後を追って氷の上を走るモトクロスバイクにヒヤヒヤさせられるのだ。

かろうじて逃げおおせたボンドは、カジノで再度クリスタトスと会う。

レストランには黒幕と目されるコロンボも来ていた。
コロンボと同席していた女性が突然怒り出し、席を立つ。

罠かも知れないと思いつつ、その女性とお近づきになるボンド。
やはりレストランでの痴話ゲンカは、誘い水だったようだ。

翌朝、海岸を散歩する二人に突如襲いかかるバギー。
女性はひき殺されてしまう。

ボンドも捕らえられるが、そのとき別の集団が現われ、バギー軍団を壊滅させる。
拉致されるボンド。

ボンドが連れて行かれたのはコロンボのアジトだった。
ここでボンドは驚くべき話を聞かされる。

実は、真の黒幕はクリスタトスだというのだ。
だがこの話を信じてよいものか、ボンドは迷う。

するとコロンボは拳銃を取り出しボンドに向けた、と思ったら、今度はその拳銃をボンドに渡す。

今度はボンドがコロンボに拳銃を向ける。
笑い出すコロンボ。

ボンドにいったん命を預けてみせるという度量の大きさを見せつけたコロンボは、ようやくボンドの信頼を得る。

…このあたりのやり取りにはしびれますな。

この後、敵の密輸現場に潜入、ロックを抹殺。
メリナとの海底デートなどがあり…。

メリナの父親が遺した日記から、沈没船の場所を割り出した二人はATACの回収に成功する。

しかし付近を張っていたクリスタトス一派が二人を拉致。
スマキにして海に放り込んでしまう。

ジョーズに脅かされながらも奇跡的に助かる二人。
が、ATACはクリスタトスに奪われてしまった。

ボンドは、長年クリスタトスと敵対関係にあったコロンボからアジトを教えてもらい、ATAC奪還を期して乗り込む。

だが目指すアジトは断崖絶壁、ほぼ直角に切り立った岩山の頂上にあった。
ボンド、決死のロッククライミングが始まる。

…ロープに宙づりにされてしまう、このシーンもすごい。
いくらそれが仕事とはいえ、まさに命がけのスタント!

しかしボンドの超人的な活躍により悪の組織は壊滅された。
かくして世界の平和は保たれるのであった。

…最後のシーン、当時の英国首相サッチャーを模した女性とオウムと電話するシーンは最高!
爆笑させられました。



007 For Your Eyes Only (Wikipediaより一部転載)

監督 - ジョン・グレン
製作 - アルバート・R・ブロッコリ
脚本 - リチャード・メイボーム、マイケル・G・ウィルソン
音楽 - ビル・コンティ
主題歌 - シーナ・イーストン
作詞 - ミック・リーソン
作曲 - ビル・コンティ
撮影 - アラン・ヒューム
編集 - ジョン・グローバー
脚本 - リチャード・メイボーム
プロダクション・デザイン - ピーター・ラモント
美術 - ジョン・フェンナー
特殊効果 - ジョン・エバンス
視覚効果 - デレク・メディングス
メインタイトル・デザイン - モーリス・ビンダー

キャスト
ジェームズ・ボンド - ロジャー・ムーア
アリスト・クリスタトス - ジュリアン・グローバー
ミロス・コロンボ - ハイアム・トポル
メリナ・ハブロック - キャロル・ブーケ
リスル伯爵夫人 - カサンドラ・ハリス
エミール・L・ロック - マイケル・ゴダード
クリーグラー - ジョン・ワイマン
ハブロック - ジャック・ヘドレイ
ビビ・ダール - リン=ホリー・ジョンソン
ブリンク - ジル・ベネット
ゴゴール将軍 - ウォルター・ゴテル
クラウス - チャールズ・ダンス
防衛大臣 - ジェフリー・キーン
タナー - ジェームズ・ビリエ
フェラーラ - ジョン・モレノ
カラゲオルギー - ポール・アンジェリス
アイオナ・ハブロック - トビー・ロビンス
アポスティス - ジャック・クラフ
サントス - アルキス・クリティコス
ニコス - スタッグ・ティオドール
ゴンザレス - ステファン・カリパー
海軍本部長 - グラハム・クローデン
海軍副本部長 - ノエル・ジョンソン
マグレガー - ウィリアム・ヘイランド
バンキー - ポール・ブロック
ラブレビッチ - エバ・ルエバー=ステイアー
花屋女性店員 - ロビン・ヤング
Mantis Man - グラハム・ホークス
デニス - ジョン・ウェルス
首相 - ジャネット・ブラウン
Q - デスモンド・リュウェリン
マネーペニー - ロイス・マクスウェル