今日、5月14日はリタ・ヘイワースの命日。
(没年月日 1987年5月14日 満68歳没 ※Wikipediaより)
ということで『ギルダ』を観賞した。

とにかくリタ・ヘイワースを綺麗に撮ることに力を注いだ映画。
ファンにはたまらない。が、ファンでない者にはなかなかつらい110分だった。

リタを偲ぶのなら『上海から来た女』を観ればよかったかな。
めちゃめちゃ面白かった記憶がある…だが後の祭り
たぶん来年の今日あたりに。

以下、あらすじ(ネタバレあります!)

第二次大戦が終わりかけている頃のアルゼンチン。
いかさまギャンブラーのジョニー(グレン・フォード)は、非合法カジノの経営者マンスン(ジョージ・マクレディ)に売り込みをかけ、マネージャーとして働きはじめる。

ほどなくしてマンスンは結婚。
相手はなんとジョニーの元恋人ギルダ(リタ・ヘイワース)だった。
当然、お互いの過去はマンスンに語らない。

たまに来るカジノの客で、いつもルーレットの2に賭けて勝つ客がいる。

何かある、と踏んだジョニーはマンスンに訪ねる。
マンスンはタングステンの世界独占をもくろんでおり(もちろん違法)、その野望のために権利を握る男を買収した、ということのようだ。

権利を売り渡した男は、マンスンに強烈な手の平返しを食わされる。
やけになり、マンスンを銃撃するも失敗、自身は自殺。

ここが潮時と見たか、マンスンは国外逃亡を図る。
が、飛行機は爆発、墜落。
ジョニーも警察も、マンスンは死亡したと思い込む。

…この時、漂流している男が救命ボートに引き上げられるシーンがちゃんとあるのだが、その男のシルエットがどう見てもマンスンに見えない。

なので観ているほうとしては、
「飛行機には他に同乗者がいたのか?」
などと考えてしまう。

このあたり、制作側の意図的なミスリードなのだろうか、判断に苦しむところ。

とにかくマンスンは自殺ということで処理される。

ジョニーは、マンスンの後を継ぐ形でカジノを運営し始める。

タングステンの独占事業の権利はマンスンの元妻のギルダに渡ったが、ちゃっかりと結婚をし、それも自分のものにするジョニーである。

だがジョニーは妻をほったらかしにして家に帰らない。
どうもこれはジョニーのギルダへの復讐らしいのだが…今ひとつ理由が飲み込めない。

「亭主を忘れるような男は、他の男も忘れるんだろう?」
という意味のことを言っているが、そんなこと言い出したら…ねえ?

夜の街に遊びに出るようになるギルダ。
しかしどこに行こうと誰といようと、ジョニー配下の用心棒たちに連れ戻されてしまう。

"籠の中の鳥"状態にされたギルダは、ついに国外へ出て、そこでクラブ歌手となる。

…リタ・ヘイワースは、ギター弾き語りに続き、ここで華麗な歌と踊りを披露。
(歌は吹き替えのようだ)

字幕が出ないと思ったら、同じ曲をアレンジを替えて歌っていたのか。
「リタのダンスを堪能してね」
というDVD会社の粋な計らいだろう。

非合法カジノは大目に見てくれた警察も、タングステンの独占に関しては黙っちゃいない。

ジョニーはすべての権利を放棄する。
ギルダとも和解して、二人でアメリカに渡り、出直すことに。

そこへ突如現われたマンスン。
二人を殺そうとするが、古株の従業員ピオ(スティーブン・ジレー)に逆にやられてしまう。

ところが駆けつけてきた警察はピオを逮捕しようとしない。
「マンスンはすでに3ヵ月前に自殺しているじゃないか」
というわけだ。

うーん、突っ込みどころは多々あるけれど…
気にしない、気にしない。(笑)

br_banner_kokuban


Gilda (movie walkerより一部転載)

監督 : チャールズ・ビダー
脚本 : ジョー・アィシンジャー
脚色 : マリオン・パーソネット
原作 : E・A・エリントン
製作 : バージニア・バン・アップ
撮影 : ルドルフ・マテ

キャスト
Gilda : リタ・ヘイワース
Johnny_Farrell : グレン・フォード
Ballin_Mundson : ジョージ・マクレディ
Obregon : ジョゼフ・キャレイア
Uncle_Pio : スティーブン・ジレー
Casey : ジョセフ・ソーヤー
Captein_Delgado : ジェラルド・モア
Gabe_Evans : ロバート・スコット
German : ルドウィヒ・ドナート
Thomas_Langford : ドン・ダグラス
German : Lionel : Royce