もうすぐリアル“翻訳こんにゃく"ができるだろうから、英語は勉強しなくても大丈夫、と思っていたが、待てど暮らせど…。

いつの間にかひとりガラパゴス状態。
完全に時代に取り残されてしまった。

著者の村上憲郎氏がツイートしてくださっている最先端情報も、大部分が英語記事なので、指をくわえて見送るばかり。ああ、情けない。

村上憲郎(@noriomurakami)さん | Twitter

こうなったら村上氏の
「誰でも、どこにいても、努力すれば、勉強すればいくらでも伸ばせる」
という言葉にすがるしかない。

洋画を日本語字幕無しで理解できるようになるまで頑張ります!
もう遅いなんてことは、絶対に、ない!

「もう40代だし、脳も衰えて記憶力も低下してる。今さら英語なんて無理……」などと言う人がいます。果たしてそうでしょうか?
最初に申し上げたように、私自身、本気になって使える英語を身につけたのは30代になってから。このスタートは決して早いとは言えません。英語に関して長いブランクがあったわけですから。
しかし、遅すぎたとも思っていません。
転職したことをキッカケに英語を身につけて、外資系企業のマネジャーになり、40代後半からは、トップマネジメントに携わって来ました。こんなエキサイティングな人生が待っているとは、英語が出来なかった20代の頃には想像もしていませんでした。
2台目の自転車が乗れただけで、こんなにも世界が広がったのです。

「誰でも、どこにいても、努力すれば、勉強すればいくらでも伸ばせる」


英語は十分条件ではなく、必要条件

私たちにとって、英語は十分条件ではありません。必要条件です。英語が出来ても出世は出来ませんが、英語が出来ないと出世は出来ない。
それが現実です。
(中略)
これからの若い人たちが就職先の企業で、“わが社にいてほしい人材"になるには英語力が絶対に必要です。これは間違いありません。
たとえば英語が出来ないまま40歳になった人は、出来る仕事がなくなってしまう。大卒なら22〜25歳ぐらいで入社してきます。40歳まで15年。今から入社するとして、40歳になると2025年ぐらい。そのとき英語を使えずに仕事をしている人の姿を、私は想像出来ません。
今はもうそういう時代なのです。

最初は会話の多い探偵モノを読む

「読めと言われても、何を読めばいいのか分からない」という人のために、教材としてのオススメ作品をいくつか紹介しましょう。

まず、ロバート・B・パーカーという人の『スペンサーシリーズ』。ボストンを舞台にした探偵小説です。これは1ページに約200ワードが使われています。このシリーズは、会話体が多いので非常に読みやすいため読む教材にピッタリです。

映画、DVDはOK。
翻訳本は読んではいけない


「スペンサーシリーズ』を3冊くらい読んで、「もう飽きてきた」、「簡単すぎる」、あるいは「もうちょっと知的レベルを上げたい」となったら、次にオススメなのがジョン・グリシャムの弁護士モノです。
(中略)
彼の作品はいくつかが映画化されていてDVDも簡単に入手出来ます。『ザ・ファーム』『タイム・トゥ・キル』『ペリカン・ブリーフ』『ザ・クライアント』「レインメーカー」……。
映画やDVDを見てから、原書を読めばいいんです。それを見ることで、物語のあらすじや基本的な展開がつかめるので、グンと読みやすくなります。気分も楽になるでしょう。
ただし、日本語訳だけは読んではいけません。
翻訳小説を読むと内容が分かり過ぎてしまう。映画やDVDがOKなのは、あくまであらすじを知るためだからです。分かり過ぎると純粋に英語で読むという行為が出来なくなります。これでは息継ぎするなと言っているのに、酸素ボンベを背負って泳ぐようなもの。絶対に読んではいけません。
そのほかでは、私が1980年代初頭に読んだのは、アーサー・ヘイリーの『ホテル』『エアポート』といった業界小説でした。これも映画になっていたと思います。

単語カード、ノート、マーカー、鉛筆、いっさい使わない!

この方法で単語を覚える場合、単語の本にマーカーを引くとか、単語カードを作ってめくるとか、ノートに単語を書き写すとか、そういうことはいっさいしません。
繰り返しますが、毎日、1万語なのです。
1語を1秒で見るとすると、1万語でおよそ2時間45分かかります。考えなくても分かると思いますが、いちいちマーカーなど引いていては、何時間どころか何日もかかってしまいます。これではちっとも先に進みません。
単語の本をいろいろと買ってみたものの、結局最後までいかなかったという人は、じっくり取り組もうとしていたからではないでしょうか。

筆記用具や文房具などはいっさい持たずに、一気に見る。
このことが、結果として集中して単語と向き合うことにもつながります。
慣れてくれば、知っている単語はチラッと見るだけでよいのでもっとスピードは上がってくるでしょう。毎日2時間この作業を続ければ、必ず力になります。
意識して、毎日1万語を見る。これが村上式シンプル英語勉強法の基本です。

テキスト類はいっさい見ない。そして、息を止めて聴く

英会話やリスニングの教材のテープ・CDを聴くときに注意しなければいけないのが、聴くときには何も見ないということ。基本的には教材に付属しているテキストも見てはいけません。
聴く前に一度だけ、テキストで見てもいいのは、描かれている挿絵やイラストだけです。
挿絵を見て「公園で、老婦人がお巡りさんに話しかけている」といった話のシチュエーションを知っておくくらいならいいでしょう。というか、そうでないとまったくの暗闇の中を進むことになってしまいますから。
完全に目隠しされて「はい、ここはどこ?」って言われるようなもの。それはあまりに酷というものです。だから挿絵は見てもいい。でも本文のほうは絶対に読んではダメです。

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