第04話「富士岡グランプリ決勝」

レース決勝当日。
まだ瑠璃色がのこる朝のサーキットを風見ハヤトが一人で歩いている。

そこへライバルチーム、アオイレーシングのオーナー、今日子さんがドS顔まるだしでハヤトをいじめにやってきた。

「キミの才能じゃアスラーダの能力の100分の1も引き出せないでしょうね」

「たぶん今日キミは新条直輝に天才と凡人の差をイヤっていうほど思い知らされることになるわ」

朝っぱらから言いたい放題の今日子さんである。

スタート前のサーキット。
メカニックたちは最終チェックに余念がない。

しかし細かく描き込まれているなあ、サーキット場の様子。
何度見ても感心してしまう。
これ、手描き感に充ち満ちているからいいんだろうなあ。

優勝候補の新条直輝はキャンギャルに囲まれて余裕の表情。
これで16歳ってんだから憎たらしい。

それとは対照的なのがハヤト少年、14歳。
メカニックの仕事を見守っている。
好感度いいねえ、キミ。

いよいよレーススタート。
マシンがぶるぶる震えている。
生きているようだ。

さて、アスラーダを駆るハヤトは気持ちばかり空回りして、観客から失笑を買っていたが、

「独り相撲を取るな。これは全員のレースなんだぞ」

という監督の声で少し目が覚めたようだ。

しかし、トップの新条が早くも後ろから迫ってくる。
周回遅れにされてなるものかと、なかなか譲らないハヤトともう一台。

ついに3台ともコースアウト。
ハヤトと新条は砂に捕らえられてしまう。

「アスラーダ、オレに力をくれ!」

「それが私の役割だ」

アスラーダのこの返しがいいんだ。
コンピュータなのに、素直に「はい」と言わないところが。

無事にエンジンが掛かり、ウイ〜ンと車高が上がり、無事脱出……。

でもよく考えてみると、車高を上げたからってサンドトラップから脱出できる道理はないと思うのだが(笑)

まあそこはおいといて。

2台ともピットインしている間に最下位になっちゃった。

ここから新条直輝の怒濤の追い上げ。
先にピットを出ていたハヤトにすぐに追いつく。

「抜かせない、絶対に!」

さっき周回遅れにされそうになったっていうのに、この気合い!
ハヤトはここが違うんだよなあ、並のドライバーとは。

結局抜かれはするものの、新条のドライビングテクニックを盗もうと、ハヤトは必死で食らいついていく。

このときのハヤトとアスラーダの会話がまたいいんだ。

ハヤト「スペリオンのコースデータを取ってくれ」

アスラーダ「それにはスペリオンのドライバーと同じ技量が必要だ」

ハヤト「やらなければアイツに勝てないんだ!」

アスラーダ「やってみよう」

ここでいきなり入ってくる音楽!
何度見ても気持ちがいい。

このあとも過酷な試練がハヤトを襲うのだが、チームのために最後の力を振り絞り、上位に入賞するのだった。

優勝は新条直輝。
いったんは最後尾まで落ちたところからの大逆転優勝だ。

今日子「優勝おめでとう、新条くん」

新条「ぶざまなところを見せましたが」

今日子「おかげで坊やにプレゼントしてしまったようね…勇気を」

ここで例の「♪ピポパポピポピッ」というエンディング・テーマ。
文字にするとださいが、曲はめちゃめちゃかっこいいのだ!

スゴウアスラーダチーム全員がハヤトの元に駆け寄っていくところでジ・エンド。

うーん、酔わされました。


監督 : 福田己津央
脚本 : 島田満
ストーリーボード : 松浦錠平
演出 : 松浦錠平
作画監督 : 青野厚司

キャスト
風見ハヤト : 金丸淳一
新条直輝 : 緑川光
日吉明 : 島田敏
アスラーダ : 小野健一
菅生あすか : 三石琴乃
車田鉄一郎 : 飯塚昭三
城之内みき : 安達忍
角良平 : 松田辰也
牧伸介 : 竹村拓

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