26巻まで読み終えた。
とても面白いのだが、一つ気になることがある。

(これより先、一部否定的な内容を含んでおります。ご了承の上、お進み下さい)







主人公の綾瀬千早が所属しているかるた会会長、原田先生のことである。

この人は、
「どちらの取りか分からないときには、とにかく自分の取りを主張しろ」
という主義のようだ。
これがどうにも引っかかる。

こういう人が子供たちを教えるというのはいかがなものか、ということもあるけれど、もっと気になるのは職業が医者ということである。

もし仮に、原田先生が誤診してしまったとする。
果たしてこの人は自分の非を認めるだろうか。
私は絶対に認めないと思う。

百人一首という遊びの世界においてさえ、「もめたら絶対に引くな」という信念の持ち主が、(会員にもそう指導している)本業でのミスを認めるわけがない。

マンガという空想の世界の中の悪役としてであれば、こんな人もいていいのかも知れないが、指導者としては失格だと思う。

「もめる」という行為は、
「相手はウソをついている」
あるいは
「相手は勘違いをしている」
という主張を含んでいる。

そういうことを年がら年中声高に主張する人を、そしてそれを奨励する人に、私はどうしても肩入れできない。

・・・と、もっともらしいことを述べ立ててきたが、
本当の本音は次のひと言に尽きる。

「ねー、若宮詩暢まだー?」

br_banner_kokuban