さっそく、2分で分かるあらすじ紹介いってみます。

(完全ネタバレしてます!)







横浜に怪物フュージョンが現れた。
しかしプリキュアたちの活躍により、怪物は退散した。

横浜の中学に転校してきたばかりの坂上あゆみ(能登麻美子)は
プリキュアの話で盛り上がっているクラスメイトの輪に入っていけない。
強引に転校させた母親(赤江珠緒)を逆恨みするあゆみだった。

プリキュアの勝利を祝ってシュウマイパーティーをしている妖精たち。
そこに怪物フュージョンのかけらが紛れ込んでいて大騒ぎ。
まだ完全に退治したわけではなかったようだ。

あゆみは下校途中、フュージョンのかけらを拾う。
フーちゃん(熊田聖亜)という名前をつけて飼うことにした。
フーちゃんはどんな形にもなることができた。

学校も、街も、母親をも嫌っているあゆみを見て、
フーちゃんは、彼女を守るために大きくなりたいと願うようになる
手始めに、いつもあゆみに吠えかかる隣の家の犬を食べて(?)しまうフーちゃん。
あゆみを悲しませるものをすべて消そうとしているのだ。

あゆみと北条響(小清水亜美 : キュアメロディ)と
星空みゆき(福圓美里 : キュアハッピー)はひょんな事から知りあいになる。

街にフュージョンが現れた。
スイートプリキュアチームの4人と、
スマイルプリキュアチームからキュアハッピーが参加して
5人の混成軍団で立ち向かう。

プリキュアたちが繰り出す攻撃を、フュージョンはつぎつぎと吸収し、逆にどんどん巨大化していった。
しかも分裂と融合も自由自在。かなりの強敵だ。
しかし、プリキュアたちの必死の応戦で、なんとか食い止めることができた。

あゆみとみゆきたちは再び遭遇。
友達に囲まれているみゆきを見て寂しがるあゆみ。
その気持ちを感じ取ったフーちゃんは
「あゆみを悲しませるものは何であろうと許さない」
とばかりに、みゆきたちに襲いかかる。
みゆきたちスマイルプリキュアチームは変身。

フーちゃんも、プリキュアたちの攻撃を飲み込み、どんどん大きくなっていく。
そこへスイートプリキュアたちが救援に駆けつける。

あゆみはたまらず止めに入る。
プリキュアにとっては敵でも、あゆみにとっては大切な、たった一人の友達だからだ。
「フーちゃんは怪物フュージョンの一部だからこちらに渡して」
そう説得するプリキュアに、あゆみは耳を貸そうとしなかった。

遅く帰宅したあゆみを叱った母親を、一瞬のうちに消してしまうフーちゃん。
あゆみの願いを叶えるために、学校も街もすべて消すつもりだという。
暴走しはじめたフーちゃんに、なすすべもないあゆみだった。

フーちゃんとフュージョンたちは横浜の街並みを消していく。
あゆみはプリキュアたちに助けを求めた。
フュージョンの元へ急ぐプリキュアたちとあゆみ。
ここでハートキャッチプリキュア、フレッシュプリキュアチームが参戦。

フュージョンは横浜港名物の氷川丸を持ち上げ、暴走させる。
何とか食い止めるプリキュア。しかしこのままでは力尽きてしまう。

妖精たちは劇場の女児たちに応援を要請。(妖精だけにネ)
ミラクルライトの力は偉大だった。
初代プリキュア、
プリキュアスプラッシュスター、
プリキュア5が駆けつけた。これで全員集合。

あゆみはフーちゃんに、自分の思いを知ってほしいと願う。
するとあゆみはキュアエコーに変身。
何とあゆみもプリキュアだったのだ。

再びミラクルライトで応援する妖精と女児たち。
そのパワーのおかげでキュアエコーはフーちゃんと話すことが出来た。
「まだあゆみの望みを叶えていない」というフーちゃんに、
「フーちゃんが友達になってくれたことで私の望みは叶っていた」というあゆみ。
あゆみの思いはフーちゃんに通じた。

しかし、分離しているフュージョンがプリキュアたちに襲いかかる。
だが全員集合したプリキュアたちに適うはずもなかった。

かくして横浜の街に平和が戻った。
母と犬も無事に帰ってきた。(食べられていなくて良かった!)
次の日の学校には、勇気を出してクラスメイトに話しかけるあゆみの姿があった。。。(完)

感想。。。

ニューステージとはこういう意味だったんですね。
今までのオールスターズDX1,2,3を顔見世興行とするならば
本作は物語性に重点を置いて作られていると思います。
何と言っても「プリキュアじゃない女の子が主人公」なわけですから。

この設定は、映画を見に来た女児たちからしてみれば、
いちばん感情移入できるシチュエーションではないでしょうか。

成田良美さんの脚本も素晴らしかったです。

坂上あゆみ
フーちゃん
プリキュア

以上三者の、切ない三角関係とでも言いましょうか。
真の友達とはどういうものかについて深く考えさせられる内容でした。
いったいどういうふうに決着をつけるのか最後まで興味が尽きませんでした。

オールスターズと銘打ってはいるものの、実際には
スイートチームとスマイルチームがメインで、後の5チームは添えもの程度という扱いでした。

ただ今後のことを考えると、このままDX4,5,6と続けていくのか
この辺で新機軸を打ち出していくのかということになったときに、ニューステージを選択したのは
好判断だったのではないでしょうか。さすがに寂しいものはありますけどね。

ところでキュアエコーというのは、テレビシリーズにも組み込まれてくるのでしょうか?
「スマイルプリキュア!」の5人に、キュアエコーが加わった図というのはまったく想像できません。
というのは、この坂上あゆみという女の子は、今のところとりたてて取り柄がないのにくわえ、
性格が暗いのです。どうひいき目に見てもスマイルチームとノリが違いすぎます。

過去に、敵方からコンバート(?)してプリキュアになった、
もしくはそれに準じたかたちのけっこう暗めのキャラはいましたが。
このへんも興味深いところです。
(wikiによると、どうも劇場版にしか登場しないようですね)

最後に、いちばんビックリしたことを記しておきます。
館内の子どもたちにいちばん受けていたシーンはどこだと思いますか?
プリキュアの活躍でもなく、妖精たちのコミカルな動きでもなく、
ボケやツッコミでもなく、なんとなんと、星空みゆきと北条響が走っているシーンでした。
プリキュアを観にきて食いつくのはそこ???と、衝撃を受けてしまいました。
たまたまだったのかも知れませんが、いやあ、実に意外でした。

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キャスト(役名)
福圓美里 (星空みゆき / キュアハッピー)
田野アサミ (日野あかね / キュアサニー)
金元寿子 (黄瀬やよい / キュアピース)
井上麻里奈 (緑川なお / キュアマーチ)
西村ちなみ (青木れいか / キュアビューティ)
大谷育江 (キャンディ)

スタッフ
監督 志水淳児
脚本 成田良美
キャラクター・デザイン 稲上晃,香川久,馬越嘉彦,高橋晃,川村敏江,青山充
作画監督 青山充
美術監督 田中里緑
主題曲/主題歌 工藤真由
製作進行/プロダクション・マネージャー 稲垣哲雄
色彩設計/色指定 澤田豊二

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