さっそく最終エントリいきます。

(過去エントリはこちら ↓)
『魔法少女まどか☆マギカ』#01〜#04 各話あらすじ&感想 (完全ネタバレ)
『魔法少女まどか☆マギカ』#05〜#08 各話あらすじ&感想 (完全ネタバレ)

(完全ネタバレしてます!)

#09「そんなの、あたしが、許さない」

美樹さやかのソウルジェムは、汚れをため込みすぎ
グリーフシードに変貌し、魔女を産んだあと消滅した。
残されたさやかの死体は、佐倉杏子が持ち帰った。

キュゥべえことインキュベーターは、
魔法少女は宇宙の寿命を延ばすために必要なのだと
鹿目まどかに説明する。

エントロピーの法則により宇宙全体のエネルギーは目減りする一方。
キュゥべえの星では、感情をエネルギーに変換する技術を編み出した。
しかし、キュゥべえたちは感情をもっていない。
そこで、地球という星の、そのなかでも
爆発的なエネルギーを内包する少女たちに目をつけた。

魔法少女契約の真の意図とは、
ソウルジェムがグリーフシードに変貌する瞬間に発生する
エネルギーを回収するためだったのだ。
しかし、そんな説明にまどかが納得できるはずもない。

「宇宙のために死んでくれる気になったらいつでも声をかけて」
と捨て台詞を残して去るキュゥべえだった。

杏子はソウルジェムの力で、さやかの死体の鮮度を保ち続けている。
そして、魔女になってしまったさやかを助けられる方法を
一緒に探そうと、まどかに声をかける。まどかは快く承諾。

ここで、杏子からまどかに
「『ワルプルギスの夜』とは超弩級の大物魔女のことだ」
との説明あり。

杏子、魔女と化したさやかと闘う。
そのそばで、まどかは必死にさやかに呼びかけるが、
声は届かず、逆にやられ、気を失ってしまう。

そこへ暁美ほむらが駆けつけ、まどかを保護。
杏子と魔女さやかの一騎打ち。
杏子、壮絶死。

脚本 : 虚淵玄
絵コンテ : 七嶋典子
演出 : 向井雅浩
作画監督 : 片山みゆき、半澤淳、関口雅浩、松本元気、潮月一也、岩崎安利、伊藤明彦

魔法少女まどか☆マギカ 5 【通常版】 [DVD]
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☆☆☆☆☆

#10「もう誰にも頼らない」

(ここからまったく別の物語が始まる…というよりは、
この第10話がすべての発端。1〜9話は、
そのずっと後の出来事であったことが明かされる)

9話までとは似ても似つかない、おどおどした
メガネっ娘ほむらが転校してくる。
彼女の世話をする保健委員の鹿目まどか。

ひとりで下校途中のほむらに「死んじゃえばいい」
という魔女のささやきが聞こえる
魔女の世界に引きずり込まれるほむら。

ここで魔法少女まどか&マミが颯爽と登場。
あっという間に魔女を倒す。(マミは久々の出演)

(この世界では)まどかは
キュゥべえと契約してまだ一週間だという。

先輩魔法少女巴マミは言う。
「ワルプルギスの夜が来る前に、まどかには
頑張って一人前になってもらわないとね」

しかし、マミはワルプルギスの夜に殺される。
残されたまどか、一人で立ち向かうが戦死。

嘆き悲しむほむらをキュゥべえがスカウト。
ほむら承諾する。そして彼女の願いは、
「まどかとの出会いをやり直したい。
彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい」
契約成立。

ほむらが目を覚ますと、タイムワープしていた。
転校してきた状態からやり直すほむら。
さっそく魔法少女になり、まどか&マミと共に闘う。
しかし、今回もまどか死亡。
またやりなおし。
しかし、今度も失敗。

まどか、いまわの際にほむらに頼みごとをする。
「過去に戻ったら、キュゥべえにだまされる前の
馬鹿な私を助けてあげてくれないかな」
約束をするほむら。

ほむら、またもや人生やり直し。何度も何度も。
しかしどうやっても、まどかは魔法少女になり、
最強の魔女を倒し、まどか自身が最悪の魔女になる、
というシナリオを書き換えることができない。

しかしそれでも何度も遡行を繰り返すほむらだった。

脚本 : 虚淵玄
絵コンテ : 笹木信作
演出 : 八瀬祐樹
作画監督 : 伊藤良明、潮月一也

魔法少女まどか☆マギカ 5 【通常版】 [DVD]
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☆☆☆☆☆

#11「最後に残った道しるべ」

まどかの潜在力はなぜ強大なのかについて、
キュゥべえがほむらに仮説を述べる。

潜在力の大きさは、因果の量によって決まる。
ほむらが、まどかを助けるという目的で
何度も時間遡行を繰り返すごとに、
まどかの魔力が増幅したのではないか。

度かさなるほむらの時間遡行が、
交わるはずのない平行世界を束ねてしまい、
中心軸となっていたまどかを最強の魔女に育ててしまったというのだ。

(ここで第9話の世界に戻る…というか進む)

美樹さやかの葬儀が執り行われている。

悲しみに暮れるまどかに、キュゥべえは、
インキュベーターと人類の、有史以前からの関係を説明。
過去の魔法少女達たちの犠牲によって今の文明が成り立っているという。

しかし、感情はただの精神疾患でしかないというキュゥべえに、
まどかの哀しみが理解できるはずもなかった。

まどか、ほむらを訪ねる。
ほむらは、まどか一人を助けるためだけに
時間遡行を繰り返していることを打ち明ける。

ワルプルギスの夜がやってきた。
まどかたち近隣住民は体育館に避難している。
一人で立ち向かうほむら。

たった一人で勝てるのかどうか
キュゥべえに訪ねるまどか。

勝ち目があろうがなかろうが、ほむらは
闘い続けるしかないスパイラルに陥っている。
まどかの運命を変えられるという希望を持ち続けているかぎり、
そこから抜け出すことはできないと言うキュゥべえ。

ほむらは瀕死の重傷を負っていた。
時間遡行しようとするが、それによりまどかの潜在力が
ますます巨大化してしまうことを考えると踏ん切りがつかない。
そこへまどかが駆けつけてきた。

脚本 : 虚淵玄
絵コンテ : 伊藤智彦
演出 : 渡邉こと乃
作画監督 : 宮前真一、藤澤俊幸

魔法少女まどか☆マギカ 6 【通常版】 [DVD]
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☆☆☆☆☆

#12 (最終話)「わたしの、最高の友達」

まどか、魔法少女契約を申し出る。
まどかの願いは
「過去と未来のすべての宇宙のすべての魔女を生まれる前に消し去りたい」
という途方もないものだった。
しかし契約は成立。

ワルプルギスの夜は一瞬にして消滅した。
ついで、過去に存在した魔法少女たちを次々と救済していくまどか。

まどかがもたらした新しい法則に基づいて宇宙は再編された。
まどかの存在は概念となり、過去も未来も含めすべてに遍満することとなった。

そして平行世界の数だけ物語は存在し、続いていく。

脚本 : 虚淵玄
絵コンテ : 笹木信作
演出 : 宮本幸裕
作画監督 : 谷口淳一郎、高橋美香

魔法少女まどか☆マギカ 6 【通常版】 [DVD]
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感想。。。
脚本も素晴らしかったですし、それを最大限に引き立たせた演出には度肝を抜かれました。
今後のアニメシーンに影響を及ぼすのは必至でしょう。
あの洗濯物がズラーッと干されているのなんて、ぶっ飛んだ発想ですよね。
それからクレオパトラやジャンヌ・ダルクも魔法少女だった?
みたいな解釈もすごかったです。
とある街の物語から、一挙に宇宙に広がるだけだったら
それほど驚かなかったかも知れませんが、そこに人類史もからませて、
歴史上の人物もインキュベーターと契約していたということになると、
縦糸、横糸、すべてを網羅した壮大な叙事詩であると言っても過言ではないでしょう。

近々、映画にもなるそうなので楽しみに待ちたいと思います。
そしていよいよ明後日にせまったニコ生対談!
いったいどんな話が飛び出すのでしょうか。

ただひとつ残念なのは「らんまんラジオ寄席」と時間がかぶっていることです。
ああ…らんまんラジオ寄席も捨てがたい。
ほむらのように時間遡行ができたらなあ。
キュゥべえ、契約しにきてくれ〜(笑)

※ 2012年1月29日20時30分より、ニコニコ生放送にて
虚淵玄氏と小池一夫氏の対談があります!


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『魔法少女まどか☆マギカ』の脚本などを手掛けた虚淵玄氏とマンガ原作の巨匠・小池一夫氏がニコ生で対談決定 - ファミ通.com

4Gamer.net ― 「魔法少女まどか☆マギカ」の脚本家が小池一夫氏と29日にニコ生で対談

原作 - Magica Quartet
監督 - 新房昭之
シリーズディレクター - 宮本幸裕
シリーズ構成・脚本 - 虚淵玄(ニトロプラス)
キャラクター原案・まどかノート - 蒼樹うめ
キャラクターデザイン - 岸田隆宏
プロダクションデザイン・異空間設計 - 劇団イヌカレー
総作画監督 - 谷口淳一郎、高橋美香
アクションディレクター - 阿部望、神谷智大
美術監督 - 稲葉邦彦、金子雄司、内藤健
色彩設計 - 日比野仁、滝沢いづみ
撮影監督 - 江藤慎一郎
編集 - 松原理恵
音楽 - 梶浦由記
音響監督 - 鶴岡陽太
プロデューサー - 岩上敦宏、加藤夫、細川修、土居由直、金庭こず恵、丸山博雄
アニメーションプロデューサー - 岩城忠雄
アニメーション制作 - シャフト
製作 - Madoka Partners(アニプレックス、芳文社、博報堂DYメディアパートナーズ、ニトロプラス、ムービック、シャフト)、毎日放送