とても楽しめました。
ナタリー・ポートマンが良かったです!
それではさっそく2分で分かるあらすじ紹介いきます。

(以下、完全ネタバレです)

とても元気で好戦的なソーは、悪く言えばちょいと思慮が足りません。
そんな息子を心配しながらも、王位を授けることにした
父親オーディン(アンソニー・ホプキンス)。

しかし授与をする直前に敵が攻め込んできます。
怒って、敵の星に乗り込むソー。

王はそんな息子にお灸を据えるため、
彼を地球に島流し……ならぬ星流しの刑に処します。
強力アイテムのハンマー(ムジョルニアというらしい)も
「ふさわしき者が授かるだろう」と宇宙に放り投げてしまいました。
うまいもんで地球に突き刺さるわけですが。

地球で天文学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)と知り合ったソー。
生活様式が全然違うので、彼は方々で頭のおかしい人扱いをされます。

ちょっと離れた地域で「どうやっても抜けないハンマーがある」
(字幕では『衛星』となっていたような……)ということで、
ちょっとしたハンマー引き抜きコンテストのような様相を呈していました。
ソーたちも噂を聞いて現地へ向かいます。

その場所にシールドという怪しげな組織がやってきて、
ハンマーを囲い、研究施設を建ててしまいます。
ソーは建物に忍び込み(というか乱入)敵と格闘しつつも、
ようやくハンマーの元へたどり着くことができました。

そして無事にムジョルニアを取り戻し……
と思いきや、これが抜けないんですね。
父親が言うところの「ふさわしい者」ではなくなってしまったようです。

一方、ソーの弟ロキのほうはちゃっかりと玉座に
ふんぞりかえり、王様気分を満喫しています。
父親は昏睡状態におちいり、いつ起きるか分からないという状況。

ロキは、自分が王の実の息子ではなかったことを知り、
やさぐれて、敵国と密約を結びます。

自分の国がピンチだということで、
ソーを迎えに地球にやってきた4人の戦士たち。
(このうちの一人が浅野忠信です)
その後を追うように敵もロボットを送り込んできました。

戦いを挑むソー、しかし太刀打ちできません。
絶体絶命のその時、大地からハンマーが抜け出て、
ついにソーの手に収まります。(ここは盛り上がりましょう!)
百人力と化したソーは敵を撃退。我が星に戻ります。

弟ロキに戦いを挑まれ、もみ合いの末、
弟は自ら宇宙の彼方に吸い込まれていってしまいます。
(エンドロール後の次回作の予告では復活していました)

人間として一回り大きくなったソーは、
今度は全員に称えられる中、王位を継ぐのでした
……と思ったら、ソーって神さまだったんですね。
私は何を観ていたんでしょう(汗)

こうしてあらすじを追ってみると、
本当に典型的な、青年の成長ものがたりですね。
物事が収まるべきところに収まる感じといいましょうか。
安心して観ることができました。

演技的に素晴らしかったのはナタリー・ポートマン。
一人だけ格が違うという感じでした。
ソー役のクリス・ヘムズワースは、
正直言って主役の器とは思えませんでした。
華がないというか(ファンの方、ごめんなさい)

全体としては、いい意味でハリウッドらしくない、
つまり勧善懲悪ではない、ちゃんと敵には敵の論理があり、信念があり、
というところまで描かれていたので、満足度はとても高かったです。

とくに、弟ロキが抱えている兄へのコンプレックス、
その兄のほうを重用する父親への憎しみと、愛されたいという思い。
実の息子同然に愛してくれていたことを知り、ますます激しくなる葛藤……
このへんは深く共感させられるものがありました。

最後に『THOR』とタイトルが出たときには思わず拍手しそうになったほどです。

浅野忠信の出番はそれほど多くはありません。
エンドロールで、ぎりぎり単独テロップで
名前が出なかったくらいの扱いでした。
(2D字幕版で鑑賞)