のだめカンタービレ 1-24巻セット (講談社コミックスキス)

「のだめカンタービレ」というタイトルの漫画が
あることくらいは知っていたが、
食わず嫌いで読んでいなかった。

脳内イメージとしてはNHKのドキュメンタリーで
小澤征爾が若き楽聖たちを集めてオーケストラを
つくり…というのを何度か観たことがあるけれど、
あの漫画版かと思ったら、かなり違っていた。

(だから食わず嫌いは良くないと
分かっているんだけど、これがなかなか…)

ひと言で言うとお笑い系マンガ。

今でこそ「のだめ〜」の大ファンになったから
言えるが、実を言うと1〜3巻くらいまでは
クスリとも笑えなかった。

のだめの発する「ぎゃぼー」とかいう
擬音がどうにも馴染めなくて…。
(小っさい男でスイマセン)

それがまあ徐々に慣れてきて
(のだめ菌に冒されて?)今では
愛おしくてたまらないのだけれど。

舞台は音大。のだめの本名は野田恵。

ちょっと野生児みたいなところがあって、
人の弁当はかっぱらうし、部屋はゴミ屋敷だし、
ピアノは上手いけれど、癖がありすぎるし…
という一風変わった女の子。

もう一人の主役、千秋真一はエリート中の
エリート。陰では“オレ様"と呼ばれているくらい
プライドの高い指揮者志望の学生。

教授とケンカすることなど屁とも思っちゃいない。
それもやむなし、なにしろピアノ、バイオリンは
プロ級の腕前。語学も英語はもちろん、
フランス語、ドイツ語堪能、おまけにイケメン。

唯一欠点といえるのが、船にも
飛行機にも乗れないということ。

つまり、せっかく才能を授かりながらも一生を
島国の中で暮らすしかないという悲しき運命。

このマンガの最大のウリは、
音楽が聴こえてくる(ような気がする)絵。

多くの方がすでに指摘していることだが、
これにはもう本当にビックリした。

音楽に関しては非常にシリアス。
厳しい。妥協一切なし。
ギャグとの落差がたまらなく心地良い。

これらが同居しているところが
本作品の魅力だろう。

脇役陣も超強烈なキャラクターばかりで、
長編にもかかわらずマンネリ感一切なし。

プロの音楽家になるためには厳しい競争を
勝ち抜かなくてはならない事は言うまでもない。

その狭き門に敢然と立ち向かってゆく
若者たちの青春を鮮やかに描き切った
この作品、読んで損はないと思いますぞ。

のだめカンタービレ 1-24巻セット (講談社コミックスキス)
のだめカンタービレ 1-24巻セット (講談社コミックスキス)二ノ宮 知子

講談社 2010-05-03
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あとがき。。。。。。。。。最近は長編マンガや
ウォーキングにハマってしまって、ブログの更新
が滞っております。そのへんのこともおいおいア
ップしていこうと思います。どうかこれに懲りず
にまた遊びに来ていただけたら嬉しいです。よろ
しくお願いいたします。